【韓国軍】軍事境界線「板門店」警備隊員用アメリカ軍迷彩ジャケットです。

米軍の官給品ウッドランド迷彩（サイズM-R）に、韓国陸軍を示す「ROKA」（Republic of Korea Army）のパッチ、英語表記が併記されたネームテープ、そしてポケットフラップには階級章が縫い付けられています。階級章にはわざと汚し処理がされていて、低視認性のためと思われます。

左肩には「JOINT SECURITY AREA　PAN MUN JOM」のスクロールがあり、肩口にはアームバンドを固定するためのベルクロが付いたループが縫い付けられています。

状態はミントで、あまり使われていない感じです。韓国軍の迷彩ではなく、米軍の官給品のジャケットというのが非常に面白い一品です。

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最後の写真は参考資料です。同じタイプのスクロールが着用され、胸元には米軍の階級章が付けられているのが面白いです。

【資料】
板門店（はんもんてん、パンムンジョム）は韓国と北朝鮮との軍事境界線にある村として有名です。朝鮮戦争における朝鮮人民軍（北朝鮮軍）と国連軍の停戦条約が1953年に調印され、その後はここに「中立国監視委員会（Neutral Nations Supervisory Commission）」と「軍事停戦委員会（Military Armistice Commission）」の本会議場が設置され、停戦協定遵守の監視が行われています（朝鮮人民軍と国連軍との間における停戦状態は現在も継続しています）。